健診結果の見方

健康診断を受診して一番難解なのが、専門用語の理解とその解釈のしかたです。検査データが異常になっていても、その検査項目の意味が理解出来ていないと何の意味もありません。

保健センターでは、健診を受診された方に少しでも分かりやすく、しかも誤解のないように検査項目の解説や健診後の対応方法を説明致します。

総合判定とは

健康診断の目的は、疾病の早期発見と早期治療が重視されて来ましたが、近年は生活習慣病をより重点に置き、現在の健康状態を調査し、食習慣や運動習慣などのライフスタイルの見直しのきっかけとなるような健康診査に変わってきております。

また、健康診断を毎年受診すれば、個人毎の基準値を把握することもできます。
その意味でも健康診断の総合判定とは、受診された方の今後の健康に対する指針の目安、と考えて頂ければ良いでしょう。そのためにも5段階に判定の基準が設定されています。

判定結果 判定ランクの意味
異常なし 今回の検査の範囲では異常は認められません。
この意味では100%異常なしと言う意味ではありません。 健康診断はあくまでも今回の限られた対象範囲での更に限られた検査項目の範囲で実施しています。そのため自覚症状があれば医師の診察を受けるようにしましょう。
軽度の異常 僅かに基準範囲を外れるデータや治療した所見はありますが、病気を思わせる所見ではなく日常生活に支障はありません。
この意味は健康診断の場合、振るい分けのための検査項目ごとに0.00単位で判定ランクを定める必要があります。 ですから基準値を0.01でも超えたり少なかったりした場合は、どうしてもシステム上「異常なし」ではなくなってしまいます。 そのため日常生活には支障ありませんが個人差があるため自覚症状があれば医師の診察を必ず受けることは必要です。
要経過観察 服薬等の医療措置の必要はありませんが、日常生活(食事・飲酒・運動)に注意し、経過観察を必要とします。日常生活の改善を試み再検査を受けて下さい。
要精密検査 異常所見が認められます。医療機関にて精密検査を受け治療が必要かどうか判断を受けて下さい。
要医療 医療機関を受診し治療を受けて下さい。
治療中 引き続き治療を継続してください。

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